【株式会社MMオフィス代表取締役 工藤高】
■病気が発覚してから病院を選べる疾患
前回、厚生労働省のDPC公開データを用いて、都道府県単位の急性期医療の患者流出入状況を可視化した。簡易分析とはいえ、東京都に患者が集中している様子や、地方の中核都市に患者が移動していることが推測できる。
今回は、前回の分析と同じデータをさらに深掘りすることで、感覚的な理解にとどまっているであろう疾患別の患者移動の違いを可視化してみたい。
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