厚生労働省は25日、中央社会保険医療協議会(中医協、会長=森田朗・東大大学院教授)の総会に、DPC対象病院に適用する「機能評価係数2」のうち、地域医療への貢献を評価する「地域医療指数」の修正案を提示し、了承された。この指数では当初、脳卒中やがん治療を行う病院の連携体制を評価する際の判断基準に、「地域連携診療計画退院時指導料2」と「がん治療連携指導料」を加えることに決まっていた。しかし、これらの点数は入院治療をしても算定できず、DPCデータだけで状況を把握できないため、判断基準からこれらを削除し、現行の評価方法を維持することにした。
同指数の算出方法も、出来高診療実績とDPC点数表の設定点数との差額の単なる総和ではなく、「1症例当たりの差額」の総和に修正する。
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