中央社会保険医療協議会(中医協)の「慢性期入院医療の包括評価調査分科会」(分科会長=池上直己・慶大医学部教授)が7月1日に開かれ、厚生労働省側が報告書のたたき台を示した。29日に開かれる次回の会合で報告書をまとめる方針で、委員の間で合意が得られていない項目については両論併記になる見込み。
医療区分1の患者の実態を把握するためのタイムスタディー調査の実施をめぐっては、一部の委員が「変数が多く、不確実な調査だ」などと慎重論を唱えたが、「それに代わる調査がない」との声もあり、この日の会合でも意見が一致しなかった。
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