新たな地域医療構想について議論する検討会が3日開かれ、厚生労働省は、病床機能区分の1つである回復期の名称を「包括期」に変更する案を示した。「包括期」の病床では、高齢な急性期の患者の早期の在宅復帰を目指す「治し支える医療」の提供などをカバーする。【斯波祐介、松村秀士】
■医療機関機能は「高齢者救急・地域急性期機能」など
新たな地域医療構想に向けて、厚労省では現行の病床機能報告制度での高度急性期・急性期・回復期・慢性期の4つの機能のうち、回復期の名称や定義を見直す。2040年にかけて
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