国立がん研究センター(国がん)は25日、14歳までの小児と、15歳から39歳の「AYA世代」のがんの10年生存率を初めて公表した。小児がんの多くの種類では治療を開始して5年後から10年後の生存率があまり低下しないことが明らかになった。【松村秀士】
同センターは、全国のがん診療連携拠点病院など341施設でがんと診断された約36万3,500人分のデータを用いて、小児やAYA世代の実測生存率を集計した。
主な小児がんを種類ごとに見ると、5年生存率と10年生存率は白血病でそれぞれ88.4%、86.2%で、
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