中央社会保険医療協議会は15日の総会で、アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」の薬価を通常通りの類似薬効比較方式か原価計算方式で算定し、補正加算も既存のルールに則って評価することを了承した。具体的な薬価を今後検討し、年内の収載を目指す。【松村秀士】
レカネマブを投与できるのは、診断やアミロイド関連画像異常(ARIA)の画像所見の判断などが可能な医師に限定する。医師・施設の要件などの詳細は、最適使用推進ガイドラインで明らかにする。
投与対象の患者が短期間で急激に増加することは想定しにくく、現行制度の下で価格調整を行えると考えられるため、通常通り
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