厚生労働省は、疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会(16日開催)の審議結果を公表した。新型コロナワクチンを接種した42件について、予防接種と疾病・障害などとの因果関係を審議した分科会は、25件を認定、12件を否認、5件を保留とした。認定された25件のうち3件は死亡事例だった。【新井哉】
今回認定された25件を年齢別で見ると、70歳代が9件、40歳代、50歳代、60歳代がいずれも4件、20歳代が3件、90歳代が1件となっている。
疾病・障害名については、嘔吐、脱力、突然死、不明熱、意識障害、肺塞栓症、左5手指痛、全身倦怠感、廃用症候群、糖尿病増悪、脂質異常症、バセドウ病、網膜下出血、虚血性腸炎、両下肢の脱力、関節リウマチ、多発性関節炎、皮膚の血管炎、脊髄炎の疑い、重症筋無力症、
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