慢性腎臓病(CKD)の診療連携体制の構築に役立つ「腎専門医療機関のリスト」について、半数近くの都道府県が作成していないことが、厚生労働省の調査で分かった。【新井哉】
厚労省は、腎疾患対策の進捗管理の一環として、各都道府県の対策を毎年調査している。2022年度の状況を把握する今回の調査は、都道府県のCKD対策の担当部局などを対象に5月15-31日に実施し、全都道府県から回答を得た。
診療連携体制に関しては、▽専門医療機関のリスト作成▽CKD対策を議論する会議体の設置▽健診判定と対応の分類例の周知-などの状況を質問した。
専門医療機関リストについては、
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