厚生労働省は15日、新型コロナウイルスに感染した高齢者施設の入居者が引き続き施設内での療養(施設内療養)を行う施設への補助の単価を10月から半分に減らし、感染した入居者1人につき1日当たり5,000円にすると発表した。また、新型コロナの退院患者を受け入れた介護施設に対し特例的に算定を認めている「退所前連携加算」について、算定可能な日数を30日から14日に短縮する。【松村秀士】
厚労省では現在、介護施設での感染対策の徹底や療養の質を確保するための「かかり増し経費」への支援として、施設内療養者1人につき1日当たり1万円、クラスターが発生した場合は追加で1万円を最長で15日間補助している。
10月以降もこの支援を継続するが、追加分も含め補助の単価を半分に引き下げる。また、追加補助の要件であるクラスターの発生人数について、
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