2022年度の概算医療費(速報値)が2年連続で過去最高を更新したことを受け、加藤勝信厚生労働相は5日、閣議後の記者会見で、「高齢化を迎える中で、給付と負担のバランスを確保しつつ全ての世代が能力に応じて社会保障制度を支える仕組みを構築することが、医療制度を持続可能なものにするには大事だ」と述べた。
厚労省が発表した22年度の概算医療費は46兆円に上り、前年度よりも4.0%、19年度より5.5%増加した。受診延べ日数は前年度比で2.0%増加し、1日当たり医療費も2.0%増えた。
加藤厚労相は、5月に成立した改正健康保険法に後期高齢者医療制度の負担の見直しを
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