新型コロナウイルスの感染者が増える中、夏の間にさらなる感染拡大が起きる可能性があることを受けて、加藤勝信厚生労働相は14日の閣議後の記者会見で「全国の都道府県に対し、入院対象者の考え方を統一する」など、感染拡大の局面でも必要な入院体制が稼働するよう留意事項をまとめる考えを示した。早ければ14日中にも事務連絡を出し、留意事項の徹底を図る方針だ。【大月えり奈】
新型コロナウイルスの第26週(6月26日-7月2日)の定点医療機関当たりの新規患者報告数は、前週比18.1%増の7.24人で、富山を除く46都道府県で前週の報告数を上回り、全国的に感染の拡大に歯止めがかからない状況だ。
こうしたことを踏まえ、加藤氏は
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