厚生労働省は、2024年度からの第4期医療費適正化計画に向けた基本方針の改正案の概要を示すとともに、それへのパブリックコメント(意見募集)を始めた。効果が乏しいというエビデンスがあることが指摘されている医療や、医療資源の投入量に地域差がある医療などについて適正化に向けた取り組みを進めることを盛り込んでいる。7月4日まで意見を募り、中旬に告示する予定。【松村秀士】
改正案では、計画での新たな目標に関する施策として、急性下痢症の患者への抗菌薬の処方といった効果が乏しいというエビデンスがあることが指摘されている医療について、
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