日本医師会は21日、訪問看護ステーション1,396カ所の計98%が、日常の訪問看護を行う上で医師と必要な連絡をおおむね取れているとする緊急調査の結果をまとめた。また、過去6カ月間の緊急対応で医師と看護師の連携がうまく取れず、患者や利用者に重大な影響が及んだのは全体の0.013%にとどまったとする推計結果も示した。【兼松昭夫】
緊急調査は、訪問看護の現場で医師と必要な連絡を取れているか、実態を明らかにするため、4月下旬から5月上旬にかけて実施。山形・東京・神奈川・大阪・岡山・鹿児島の6都府県から抽出した訪問看護ステーション計3,386カ所に回答を依頼し、1,431カ所が回答した(回答率42.3%)。
日常の訪問看護を実施する上で、必要な時に医師との連絡がうまく取れているかを聞いた質問では、
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