加藤勝信厚生労働相は18日、閣議後の記者会見で、少子化対策の財源を社会保険料の引き上げで確保することへの考え方を問われ、「関係者を含めて丁寧に議論を重ねていきたい」などと述べるにとどめ、明言しなかった。【兼松昭夫】
岸田政権が掲げる「次元の異なる少子化対策」を巡っては、政府の「こども未来戦略会議」が7日、政策のメニューや予算、財源の議論を始めた。政府は、こども予算を倍増させるための大枠を6月の骨太方針の取りまとめまでに示すことにしていて、安定財源の確保策が焦点になっている。
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