ピーク時予測市場規模が50億円以上の大型新薬または著しく単価が高医薬 を指定する費用対効果評価の評価案2件が15日の中央社会保険医療協議会・総会に報告され、了承された。多発性骨髄腫用薬「ダラキューロ」(ヤンセンファーマ)は費用削減もあり、薬価は据え置き。尿路上皮癌用薬「バドセブ」(アステラス製薬)は、有用性加算10%の部分が9割減額算定され、薬価引き下げとなる。【ライター 設楽幸雄】
ダラキューロは、2021年5月に「多発性骨髄腫」の効能で薬価収載された。有用性加算5%の評価を受け、薬価43万4,209円、ピーク時予測市場規模370億円で、費用対効果評価の対象となった。また、同年8月に「全身性ALアミロイドーシス」の効能が追加された。
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