厚生労働省は18日の中央社会保険医療協議会・総会に、コロナ治療薬ベクルリーなど3品目の費用対効果評価案を報告し、了承された。いずれも比較技術に対して、費用対効果がよくない結果で、薬価引き下げとなる。ベクルリーは現行薬価6万3,342円から1.8%程度の引き下げが見込まれる。【ライター 設楽幸雄】
費用対効果評価案が報告されたのは、2021年4月に薬価収載された片頭痛薬「エムガルティ」(一般名ガルカネズマブ、日本イーライリリー)と、同年8月に薬価収載された短腸症候群薬「レベスティブ」(テデュグルチド、武田薬品)と新型コロナウイルス感染症薬「ベクルリー」(レムデシビル、ギリアド・サイエンシズ)の3品目。
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