電子処方箋の運用が始まる26日に先立ち、厚生労働省は、電子処方箋にこの日以降対応できる医療機関や薬局のリストを早ければ1月中旬に公表する。お薬手帳などのアプリ事業者が対応すれば、そこから検索できるようになるといい、電子処方箋を希望する患者が医療機関や薬局を新たに利用する可能性があるとしている。【兼松昭夫】
厚労省が公表するのは、電子処方箋への対応に必要なパソコンの設定などの準備を済ませ、同省が運営するポータルサイトで運用開始の予定日を登録した医療機関や薬局のリスト。
お薬手帳アプリなどと連動しやすい「CSV」と呼ばれるデータの形式にして厚労省のホームページに載せる。電子処方箋の運用が始まる26日までは、この日から対応できる医療機関や薬局を掲載し、その後、順次拡大する。
■電子処方箋、対応義務化の予定は?
電子処方箋は、
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