高血圧治療補助アプリを9月から保険適用することが、3日の中央社会保険医療協議会・総会で決まった。患者アプリがコンテンツによる家庭血圧の記録で生活習慣の修正を促し、医師アプリは家庭血圧を閲覧し日々の行動を把握して具体的に介入する。生活習慣指導や薬物療法にこのアプリ使用を加えることでより高い降圧効果が得られた。しかし、多くの委員から、今後、さらに有効性をフォローする必要があるとの意見があり、厚生労働省も検証していく方針を示した。【ライター 設楽幸雄】
高血圧治療補助アプリは、成人の本態性高血圧患者を対象とし、患者が使用する患者アプリと医師が使用する医師アプリにより、患者ごとに行動変容を促して、生活習慣の修正を行うことで降圧効果を得る。
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