【株式会社メディチュア 代表取締役 渡辺優】
■改定で評価される早期離床の取り組み
12日、14日の中央社会保険医療協議会・総会において「令和4年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(案)」が示された。「I-3 医療機能や患者の状態に応じた入院医療の評価」には、次のような項目が挙げられた。
近年、急性期病院では病床の高回転化が急速に進んでいる。この背景には、手術における開腹・開胸手術から鏡視下手術や内視鏡手術など低侵襲な治療への移行や、機能分化による転棟・転院の早期化がある。病床や医療従事者などの限られた医療資源を有効に活用するには、病床高回転化が重要であり、この方向性は今後も変わらないだろう。
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次回配信は2月9日5:00を予定しています
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