高齢者のオンライン診療の利用率は1.8%-。オンライン医療事業などを手掛けるMICINの調査で、65歳以上でのこんなオンライン診療の実態が分かった。新型コロナウイルスへの感染を抑える方法として注目されているオンライン診療だが、高齢者の多くは対面での診療を望むというギャップが浮き彫りになった。【川畑悟史】
調査は8、9月、全国の65-84歳の男女で、糖尿病や高血圧など内科系疾患にかかり月1回以上、医療機関に通院している人を対象に実施。300人が回答した。
オンライン診療を知っているかどうかを尋ねたところ、全体の75.7%が「知っている」と回答した。年代別で見ると65-69歳(81.7%)が最も多く、8割を超えていた。年が上がるにつれ認知度は低くなり、80-84歳は63.0%だった。
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