総務省消防庁によると、2019年の救急車の出動件数(速報値)は663万9,751件(前年比0.5%増)、搬送された人は597万7,912人(同0.3%増)で共に過去最多を更新した。搬送された人の60.0%が「高齢者」(65歳以上)で、原因別では65.6%が「急病」だった。【兼松昭夫】
また、病気やけがの程度別では、入院を必要としない「軽症」が搬送者の48.0%を占め、入院診療を伴う「中等症」(42.6%)がこれに続いた。3週間以上の長期入院が必要な「重症」は全体の8.1%だった。
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