経営戦略
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その患者さんが余命を知りたがったわけ
2014年01月30日 15:00
【北里大医学部新世紀医療開発センター准教授 佐々木治一郎】 60代のその女性患者さんは、健康診断の胸部レントゲン検査で異常陰影を指摘され、精密検査のため、わたしの外来を受診した。肺の陰影は2センチ...
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「もし海外なら治療できると言われたら!」
2014年01月28日 12:00
【南東北グループ国際医療部 櫻井ゆみ】 もし自分の家族が、がんの告知を受け、自分の国には適切な治療がないが、ある国に行けばよい治療法があると言われたら、海外へ渡航して治療を行うか?
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自院・転院先共にメリット生む連携体制を
2014年01月28日 05:00
【済生会熊本病院地域医療連携室室長代行 赤星麻沙子】 これまでアライアンス連携の取り組みを紹介してきました。この連携は「患者さんのやりとりが連携ではなく、患者さんのストーリーに責任を持つことが...
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ロシア人患者を受け入れる函館新都市病院
2014年01月21日 17:00
【医療法人雄心会函館新都市病院理事・事務部長・海外事業室長 大堀秀実】 医療法人雄心会函館新都市病院(以下、当院)は、脳神経外科・脳神経内科・整形外科・循環器内科・内科・リハビリテーション科・麻...
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軽症患者の転院連携、高齢化でより重要に
2014年01月21日 05:00
【済生会熊本病院地域医療連携室室長代行 赤星麻沙子】 連載では、医療連携のアライアンスには、2つのタイプがあると説明しました。 今回は「タイプA」の連携についてご紹介します。これは、状態の安定...
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医療の国際化を背景に問われる日本の課題
2014年01月14日 15:00
【国際医療福祉大大学院医療経営管理分野准教授 岡村世里奈】 前回も少し触れたが、日本においてメディカルツーリズムが脚光を浴びるきっかけとなったのは、2010年6月に当時の民主党政権が打ち出した「新成...
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連携先の立場を知るための会議や技術教育
2014年01月14日 05:00
【済生会熊本病院地域医療連携室室長代行 赤星麻沙子】 前回、医療連携のアライアンスについて、2つのタイプがあるとご説明しました。 タイプAは、状態の安定した軽症患者さんを受け入れていただく連携...
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見落としやすい症例ほど情報共有を強化
2013年12月24日 05:00
【一般財団法人操風会 岡山旭東病院医療秘書課 酒井教子】 DPC制度では、入院期間中に医療資源を最も投入した「傷病名」と、提供される「診療行為」の組み合わせによって、DPC点数が異なってきます。また...
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【診療報酬分析】機能評価係数Ⅱ
2013年12月13日 12:00
【日医工医業経営研究所 所長 菊地祐男】 DPC/PDPS (以下DPCと表記)には4種類の医療機関別係数があります。その中の「機能評価係数Ⅱ」は病院の特徴を客観的に把握し、経営方針や経営戦略の策定など、こ...
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外来での在宅療養支援と地域包括ケア
2013年12月10日 10:30
【在宅ケア移行支援研究所代表 宇都宮宏子】 大学病院に勤務していた2005年ごろ、がん治療を担当する医師から「がん治療は外来へシフトしている。病院に通いながら、在宅療養を継続できるように、患者・家...
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暫定調整係数と機能評価係数Ⅱの関係
2013年12月06日 12:00
【日医工医業経営研究所 所長 菊地祐男】 DPC/PDPS (以下、DPCと表記)は、すべての医療行為が包括で評価されるわけではなく、包括評価部分(投薬、注射、検査、1000点以下の処置など)と、出来高評価部分...
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クラウドの業務利用は発展するのか
2013年12月05日 05:00
【株式会社ビジネスブレイン太田昭和 情報セキュリティ研究所・所長 小田部昭】 クラウドサービスを利用する上で、「自己責任」の理解と「SLA」の確認・合意が、重要な要素であることを述べてきた。特に「S...
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患者・家族の思い受け止め、在宅につなげる
2013年12月03日 05:00
【在宅ケア移行支援研究所代表 宇都宮宏子】 今回は急性期病院から退院までのプロセスのうち、第3段階である退院調整について考えてみたい。 Aさんは、病棟の看護師に自宅の様子を話し始めた。がんにな...
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クラウド利用、成功の鍵は「SLA」の検討
2013年11月28日 05:00
【株式会社ビジネスブレイン太田昭和 情報セキュリティ研究所・所長 小田部昭】 クラウドサービスを利用する上で、導入時にSLA(Service Level Agreement)を確認・検討することは、リスクを低減するには欠...
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退院支援チームアプローチの実際
2013年11月26日 05:00
【在宅ケア移行支援研究所代表 宇都宮宏子】 前回、急性期病院の入院から退院までのプロセスを退院支援(第1・2段階)、退院調整(第3段階)に分けて概要を説明したが、今回はある患者さんの事例を通して、...
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【診療報酬分析】感染防止対策加算を考える
2013年11月22日 12:00
【日医工医業経営研究所 所長 菊地祐男】 日医工医業経営研究所では、行政などがウェブサイトなどで公開しているデータを分析し、医業経営に役立つ情報に加工して提供しています。今回から4回にわたり、その...
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チームによる退院支援カンファレンスが重要
2013年11月19日 05:00
【在宅ケア移行支援研究所代表 宇都宮宏子】 退院支援では、患者や家族に対し、病気や老いによる変化があり、治癒にも限界があることを伝えたり、障害が残ったとしても、自立・自律を目指しながら、自分が...
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選ばれる病院になるための広報
2013年11月11日 15:00
【有限会社わくわくコーポレーション・メディカル広報センター代表 四元重美】
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病院機能を補完、「中央クリニックモール」
2013年11月11日 05:00
【村中内科・心療内科医院 院長 村中一文】 筆者は1997年に、地元の青森県むつ市に内科・心療内科を標榜する無床診療所を開院した。当時勤務していたむつ総合病院内科の超多忙な生活から解放され、専門の心...
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地域医療連携の評価と連携部門の今後の姿
2013年11月05日 05:00
【宮崎県立日南病院医療管理部医療連携科部長 木佐貫篤】 9回にわたって、全国の地域医療連携実務者が取り組んできた「医療連携の質評価プロジェクト」の概要を紹介してきました。最終回に当たり、これか...