【株式会社ウォームハーツ代表取締役 長面川さより】
今後も7対1入院基本料等の急性期病棟を維持するには、院内全体で「重症度、医療・看護必要度」(以下、看護必要度)が、規定である25%以上を維持しているかを意識し、ベッドコントロールに協力したり、看護必要度に関する記録業務を支援していくことが重要です。
データ提出加算の届け出医療機関では、10月からデータ提出の際、Hファイルとして看護必要度の評価項目について日別のデータを出すことが課されました。毎日の記録を通じて患者の病態が明確になるHファイルを提出すると、7対1の急性期医療機関で受け入れるべき病態の患者が、病棟に入院しているかが明らかになります。2018年度以降も7対1の病床を運営していくためには、看護必要度を維持できるか否かだけではなく、そこに見合った病態の患者を受け入れているかどうかが大きなポイントになります。
看護必要度は「Hファイル」で提出に(2016/3/22)
入院の実態調査、Hファイルを一部活用へ(2016/9/27)
次回配信は2017年3月31日の予定です。今後は隔月配信を予定しています
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