厚生労働省は14日の中央社会保険医療協議会(中医協)の総会で、高額ながん治療薬「オプジーボ」について、非小細胞肺がん患者への適切な使用を促すためのガイドライン(GL)の案を示した。患者の約6割を占める非扁平上皮がんに関しては、がん細胞を攻撃する免疫力の鍵となる「PD-L1」の発現率が1%未満の場合は原則、別の抗がん剤の投与を優先することが盛り込まれた。同省では、年度内にGLを策定する方針。【敦賀陽平】
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