【株式会社ウォームハーツ代表取締役 長面川さより】
今回は、行政指導による返還などを防ぐための施設基準の対応のポイントをご紹介します。
医師をはじめとする多くの部門は、診療報酬の請求ルールについて、ご存知ないケースもあります。そのために、本来得られるはずの各部門の対価が得られないことや、行政指導の対象となり、多額の報酬を返還するリスクも高まります。
私が顧問を務める病院では、良い医療の提供を基に、医療職の働きを正当な対価につなげようと、事務職とともに各職種が常に意識しています。査定※についての院内会議で、診療の流れを医師から解説してもらい、「なぜ減点になったのか」「こうすれば減点にならない」などと、反省すべき点と解決方法を具体的にした上で、対応しています。
次回配信は12月20日5:00を予定しています
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