中央社会保険医療協議会(中医協)は28日に総会を開き、2016年度診療報酬改定の影響を調べるため、年内に実施する調査の手法などを決めた。調査は5項目で、結果は次期改定の検討材料になる。このうち、後発医薬品に対する考え方などを患者に聞く調査は、従来の郵送による手法に加え、初めてインターネットを利用して行うことにした。【佐藤貴彦】
後発品の使用状況などを患者が直接回答する形式の調査は、08年度から毎年実施されている。その手法は、薬局が来局した患者に調査票を手渡し、回答を郵送させるものだが、回答者に偏りが生じる懸念があるとの指摘があった。
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