診療報酬調査専門組織の「DPC評価分科会」(分科会長=小山信彌・東邦大医学部特任教授)は12日に会合を開き、2018年度の診療報酬改定に向け、厚生労働省が示した今後のスケジュール案を了承した。次の改定で調整係数の置き換えが完了することから、10月以降の会合でDPC制度の基本的な考え方を整理した上で、来年春から、それを踏まえた個別の検討課題について話し合う見通しだ。【敦賀陽平】
■ICD-10の13年度版の対応は継続審議
厚労省側はまた、国際疾病分類の第10版(ICD-10)の「13年度版」に関する今後の対応案を示したが、一部の委員から反対の声が上がったため、継続審議となった。
(残り775字 / 全1205字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】