厚生労働省は29日、「地域医療構想に関するワーキンググループ」(WG)の初会合を開いた。病床の地域偏在を是正するために医療計画で定められる基準病床数と、地域医療構想に盛り込まれる2025年時点の病床の必要量(必要病床数)との関係性などの整理が目的で、9月にも方向性を取りまとめる。この日は、基準病床数が必要病床数の確保を妨げる可能性がある地域がどの程度存在するのか把握した上で議論を進めるべきだと委員が指摘。同省が、次の会合に向けて実情を調べることになった。【佐藤貴彦】
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