100以上の内科系学会で構成する「内科系学会社会保険連合」(内保連)の工藤翔二代表(結核予防会理事長)は28日の例会で、2016年度診療報酬改定の結果を報告した。工藤代表は、内保連が学会の協力を受けて取りまとめた「特定内科診療」を評価指標として導入するよう求めた要望が「ほとんど全面的に採用された」ことから、「学会が一緒に議論してつくったものは非常に(強い)説得力を持つ」と述べ、出席した各学会の代表者に次の改定に向けた協力を要請した。【佐藤貴彦】
28日の例会で工藤代表は、特定内科診療に関する要望が同改定でほぼそのまま採用され、Ⅱ群に選定された病院数などに大きな変動があったと報告。「外科の手術が強い病院が、内科も強いというわけではない。イーブンに評価しないといけないという主張が通った」と語った。
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