厚生労働省は14日、一般病棟とハイケアユニット用の「重症度、医療・看護必要度」（看護必要度）のA項目の「創傷処置」に関して、医師自らが行った処置についても、看護必要度の評価対象に加える方針を示した。同日付で都道府県などに通達した。【敦賀陽平】

　3月4日に同省が出した通知では、創傷処置について「看護職員が医師の介助をした場合、あるいは看護職員が自ら処置を実施した場合に評価する項目」と定義していたが、同省は今回の通達でこれを訂正し、医師が行った処置も対象に加えるとした。

■C項目評価、退院後の再入院も対象
　厚労省はまた、14日に出した改定の疑義解釈（その4）で、看護必要度の評価に関する新たな解釈を示した。

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