厚生労働省によると、今年4月現在、地域包括ケア病棟は全国で約3万1700床。中医協が昨年度に実施した調査によると、病床規模別では「150-199床」が最も多く、次いで「100-149床」「50-99床」などと続き、200床未満の病院が全体の7割超に上った。また、こうした病院では、10対1病棟や回復期リハビリ病棟の併設が多いことも分かった。
さらに、中医協が今年度に行った調査では、10対1病棟を持つ200床未満の多くの病院が今後、地域包括ケア病棟の届け出や増床を希望する一方、7対1病棟を抱える200床未満の病院などでは、こうした傾向はあまり見られなかった =グラフ、クリックして拡大= 。
7対1諦めるのは早い? まずはデータ分析―コンサルが描く中小病院の未来(1)
(残り1528字 / 全2057字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】