【株式会社MMオフィス代表取締役 工藤高】
前回は、都道府県単位の患者流出入状況を疾患別に可視化しながら、患者の移動特性が異なることを紹介した。感覚的に理解してきた患者移動を定量的にとらえることができたと思う。しかし、都道府県の医療行政担当者でもない限り、このような情報を把握してもあまり役に立たない。
患者移動を可視化する連載企画の最後は、二次医療圏レベルで可視化することにより、自病院のマーケット状況を把握する。また、自病院の診療データを利用しながら、地域における貢献度合いを推測してみたい。
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