11の病院団体でつくる日本病院団体協議会(日病協)は30日の代表者会議で、中央社会保険医療協議会(中医協)委員の候補者を選出するルールを決めた。各団体の人材が集まる「診療報酬実務者会議」のメンバーの互選で候補者案をまとめ、最終的に代表者会議で候補を一本化する。「候補者案」の段階では複数の候補が選ばれる可能性もあるが、同会議後に記者会見した武久洋三議長(日本慢性期医療協会会長)は、実際の候補決定に当たっては「徹底的な議論をする」と述べた。【丸山紀一朗】
日病協の中医協委員候補の人選をめぐっては昨年、各団体が統一候補を絞り込めず、最終的に武久議長と副議長の裁定で決めた。しかし、これに対して代表者会議で異論があり、次期委員候補者を選出する際にはルールを明確化することにしていた。
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