政府は2日、過労死や過労自殺を防ぐための対策をまとめた大綱の改定版を閣議決定した。医師など全ての業種が4月から対象となった時間外労働の上限規制の順守の徹底や、終業から次の始業までに一定の休息時間を設ける「勤務間インターバル」の内容や効果を産業医らに周知することを新たに盛り込んだ。【松村秀士】
大綱が見直されたのは、これで3回目。今回の改定版では、医師が健康に働き続けることのできる環境を整備することは、医師本人だけでなく医療の質・安全を確保するためにも重要だと指摘した。
その上で、各都道府県に設置された医療勤務環境改善支援センターなどを通じて、
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