後発医薬品の業界再編に関する法令上の懸念に対応するため、厚生労働省はメーカー向けの相談窓口を設置した。独占禁止法に限らず、医薬品や医療機器の品質や有効性、安全性の確保に関する法律に関する相談などを8月19日まで受け付ける。【松村秀士】
相談窓口の設置は、後発薬の安定供給に向けた産業構造の在り方を話し合う厚労省の検討会が5月22日にまとめた報告書を踏まえた対応。
報告書では、後発薬メーカー同士の連携・協力や役割分担、コンソーシアムや企業統合など業界再編が行われる機運を高める必要があるとしている。
また、品目を統合するための情報交換や協業、企業統合などが独占禁止法に
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