厚生労働省は4日に開催された社会保障審議会・障害者部会の会合で、2023年度に実施した公認心理士の活動状況調査の結果を公表した。20年度に実施された同様の調査と比べ、心理的な支援業務に従事する公認心理士は約2.5倍に増加。さらに児童発達支援や放課後デイサービス、高齢者福祉分野の相談支援機関など、福祉分野を中心に心理支援を担う公認心理士を新たに採用する職場が拡大していることも明らかとなった。【渕本稔】
調査は、23年10月末時点で公認心理士として登録している7万1,732人を対象に、23年11月1-30日にWebアンケート形式で実施。うち3万8,827人が回答した(回答率54.4%)。
主たる勤務先で心理職として働いている公認心理士は2万2,307人おり、
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