「医療DX推進体制整備加算」に組み込まれたマイナ保険証の利用実績の要件を設定する際の判断材料にするため、厚生労働省は12日、医療機関や薬局から利用実態をヒアリングする方針を中央社会保険医療協議会の総会に示した。【兼松昭夫】
厚労省の実施案によると、ヒアリングは病院・医科診療所・歯科診療所・薬局10カ所程度ずつを対象に6月中に始める。マイナ保険証の利用状況、患者の利用を促すための働き掛けや課題などを聞き取り、中医協へ7月中旬に結果を報告する。
ヒアリングの対象は、マイナ保険証の利用率などを踏まえて決める方針。
ただ、厚労省によると、
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