厚生労働省が5日に公表した2023年の人口動態統計(概数)によると、同年の死亡数は 前年から6,886人増え、過去最多の157万 5,936人だった。死因別では、がんが38万2,492人と全体の24.3%を占めたが、前年の38万5,797人からは3,305人減少した。【兼松昭夫】
人口10万人当たりのがんの死亡率は315.6で、前年の316.1から0.5ポイント低下した。厚労省によると、がんの死亡率が低下するのは戦後初めて。
ただ、がんの死亡率は一貫して上昇傾向が続いていて、1981年以降連続で死因の第1位になった。
23年の死因のトップ5は、がんのほかは
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