厚生労働省は、介護福祉士国家試験への複数科目ごとのパート合格の導入に向けた検討に着手する。有識者などを集め、17日に初会合を開く。一定の合格水準に達したパートを、翌年度の試験で免除することで、各受験者の状況に応じた学習を後押しし、受験しやすい仕組みの構築を目指す。【栗原浩太】
厚労省によると、同試験は、実務経験3年に加えて所定の研修を受講する受験者が8割以上を占める。資格取得には筆記試験の合格が必要で、現行だと13科目全て受験するが、不合格だった場合は翌年も全て受けなければならない。介護現場で働く人にとって
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