厚生労働省は29日、電子処方箋の機能拡充に関する検討会で院内処方の運用フローを複数に分け、柔軟に対応する方針を示した。例えば、調剤情報の登録はリアルタイムに行うのが望ましいが、服薬変更や中止が多い高度急性期病院などでの入院患者への処方では、日次や月末の締め処理時、退院といったタイミングでの登録も可能とする。【渕本稔】
外来や退院患者の院内処方については、院外処方箋と同様の運用を行うこととする。ただし、院外処方では必要となる引換番号や処方内容(控え)は、院内処方では不要とする。
また、薬の重複や併用禁忌を確認する「重複投薬等チェック機能」は、外来患者の
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