厚生労働省は、全国厚生労働関係部局長会議の説明動画と資料をホームページ上に掲載し、医師の働き方改革を推進するため時間外労働の上限を規制する新たな制度の運用が始まる4月に向けて、地域医療との両立の観点から最終確認を行うよう各都道府県に呼び掛けた。【兼松昭夫】
救急・産婦人科・外科で勤務する医師のほか、若手の医師らは長時間労働になる傾向が特に強いといい、時間外労働が年に通算1,860時間を超える長時間労働が見込まれる医師がいる医療機関などへの重点支援を求めている。
新型コロナウイルスの感染が拡大するのを防ぐため、全国厚生労働関係部局長会議は2020年度以降、参集形式での開催を取りやめ、説明動画と資料を厚労省のホームページ上に掲載している。
厚労省によると、
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