武見敬三厚生労働相は20日に記者会見を開き、鈴木俊一財務相との折衝で決定した2024年度の診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬の各改定率について、「関係職員の賃上げを実現できる水準を確保できた」と述べた。【松村秀士】
24年度政府予算案の編成を巡って同日午前、武見厚労相と鈴木財務相が折衝を行い、24年度の診療報酬の本体部分の改定率をプラス0.88%とするとともに、介護報酬を1.59%、障害福祉サービス等報酬を1.12%それぞれ引き上げることを決めた。
折衝後の会見で武見厚労相が、介護報酬の改定率について外枠での処遇改善加算の一本化による効果などを合わせた場合、「実質的には
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