武見敬三厚生労働相は12日、閣議後の記者会見で、マイナンバーカードと医療情報などのひも付けに関する総点検の結果を岸田文雄首相に報告したことを明らかにした。【兼松昭夫】
総点検本部は、医療情報のひも付けの誤りなど「マイナ保険証」のトラブルが相次いだことを受けて、デジタル庁と厚生労働、総務両省が6月に立ち上げ、ひも付けが手順通り正確に行われているかなどの総点検を進めてきた。
武見氏は、2024年秋に予定している現行の健康保険証の廃止について、「国民の不安を払拭するための措置が完了することが大前提」だとの認識を改めて示し、ひも付け総点検などこれまでの取り組みの結果を踏まえて「適切に判断していきたい」と述べた。
武見氏はまた、
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