中央社会保険医療協議会は17日、2024年度の診療報酬改定に向けて歯科医療を議論し、日本歯科医師会副会長の林正純委員は、リハビリテーションと栄養・口腔管理を介護報酬などとの同時改定で一体的に進めることが不可欠だとして、回復期や慢性期の入院患者に行う口腔管理への評価が必要だという認識を示した。【兼松昭夫】
それへの反対意見はなかったが、松本真人委員(健康保険組合連合会理事)は慢性期での医科・歯科連携の推進を議論するためのデータが少ないと指摘した。厚生労働省は、詳しいデータを今後示す方針。
政府が6月に閣議決定した骨太方針2023では、健康寿命を延伸して高齢者の労働参加を拡大するため、リハビリと栄養・口腔管理の連携・推進を図ることとされていて、中医協では、24年度の診療報酬改定に向けて対応を引き続き検討する。
厚生労働省は中医協のこの日の総会で、
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