2022年4月に新たに保険適用となった不妊治療について、厚生労働省は17日、関連の医療費が同年度で総額895億5,623万円、レセプト件数は計125万4,422件に上ったことを中央社会保険医療協議会・総会に報告した。1人の患者が複数の医療機関を受診している場合を1人とカウントした実患者数は計37万3,575人だった。【松村秀士】
厚労省では、関連医療費の総額は想定した範囲とみている。
22年度の診療報酬改定では不妊治療に係る保険適用の範囲を拡大し、一般不妊治療や生殖補助医療に係る医療技術などへの評価を新たに設けた。その算定回数は
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