厚生労働省の「病院報告」(5月分概数)によると、一般病床の在院患者(月間)は1日当たり60万8,636人で、前月から5,012人(0.8%)減少した。新型コロナウイルスの感染が拡大する前の19年同月からだと8.9%の減。【兼松昭夫】
また、5月末時点での病床利用率は69.4%で、前月の65.1%から4.3ポイント上昇した。ただ、19年5月末(73.7%)と比べると4.3ポイント逆にダウンした。
日本病院会の相澤孝夫会長は7月25日の定例記者会見で、病院の入院患者がコロナ禍の前に比べて減少しているとの認識を示し、危機感を表明。その上で、どのような病気や年代の患者が減っているのか、入院・退院患者の流れが地域でどう変わったかなどを調査する方針を明らかにしていた。
5月分の病院報告によると、
(残り187字 / 全530字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】