日本医師会の釜萢敏常任理事は9日の定例記者会見で、新型コロナウイルスに感染して新たに入院した患者数や人工呼吸器が必要な重症者数を、医療機関等情報支援システム「G-MIS」を使って全ての医療機関が報告する現在の対応を継続させるのが妥当だとの認識を示した。【兼松昭夫】
新型コロナの確保病床数やそれらの稼働など、医療の提供体制の状況を地域ごとに詳しく把握できるため。
新型コロナの新たな入院者数や重症者数は現在、全ての医療機関がG-MISを使って毎日報告している。
しかし、新型コロナが5類感染症になったのを受けて、国はこの対応を見直して、都道府県が指定する「基幹定点医療機関」(300床以上)からの週ごとの報告に9月下旬に切り替える方針。
釜萢氏は、7月26日の会見では、
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