福祉医療機構が社会福祉法人を対象に行っている経営動向調査によると、3-6月の業況判断(DI)は、マイナスの水準ながら1年ぶりに上向いたことが分かった。新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、デイサービスなどの事業が実施しやすくなったことなどが要因とみられる。【大月えり奈】
福祉医療機構は四半期に一度、特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人を対象に経営動向に関する調査を行っており、「6月調査」は513法人に対して実施し、383法人から回答を得た。
調査結果によると、収益を中心とした業況について、「良い」「普通」「悪い」の3つの回答のうち、「良い」から「悪い」を引いたDIは、
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