厚生労働省によると、回復期リハビリテーション病棟入院料1・2を届け出ている病院での重症度割合の平均値はおおよそ40-50%で、2022年度の診療報酬改定で見直された基準値をクリアしていた。また、同入院料1・3の病院でのリハビリ実績指数にいたっては基準値を大きく上回っていた。【松村秀士】
22年度の診療報酬改定では、回復期リハビリテーション病棟入院料の施設基準に係る見直しも行われた。新規入院患者のうちの重症患者の割合が同入院料1・2では40%以上(改定前は30%以上)、同入院料3・4では30%以上(同20%以上)に引き上げられた。
これらの見直しの影響を明らかにするため、中央社会保険医療協議会の「入院・外来医療等の調査・評価分科会」が22年度に調査を実施。その結果が8日の同分科会で報告された。
■さらなる基準見直し求める意見も
それによると、届け出ている入院料ごとのリハビリ実績指数は、
(残り293字 / 全686字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】