「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」の見直しに合わせ、厚生労働省は、災害やサイバー攻撃、システム障害などの情報セキュリティーインシデントに備えて事業継続計画(BCP)の策定などを小規模な医療機関や薬局に呼び掛けるガイダンスをまとめた。【兼松昭夫】
ガイダンスでは、診療所のほか、薬局、訪問看護ステーションなどを想定。安全管理のガイドラインに盛り込まれた対策を行うのに必要な内容の概略をまとめ、5月31日に公表した。医療情報システムの安全管理は全ての医療機関にとって不可欠なのに、小規模な医療機関や薬局などでは安全管理を専任で担当する人材がいないケースも多いため。
災害やサイバー攻撃、システム障害など情報セキュリティーインシデントへの具体策としてBCPの策定を挙げ、
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